资料内容:
2016年华南理工大学213翻译硕士日语考研真题
真题原文:
华南理工大学
2016 年攻读硕士学位研究生入学考试试卷
(试卷上做答无效,请在答题纸上做答,试后本卷必须与答题纸一同交回)
科目名称:翻译硕士日语
适用专业:日语笔译(专业学位)
Ⅰ語彙・文法 (30 点)
1. 次の文の__の部分に入れるのに最も適切なものを、1・2・3・4
から一つ選 びなさい。(5×1 点=5 点)
(1)この会社は、去年__された新しい会社です。
1 確立 2 自立 3 樹立 4 設立
(2)その遺跡の発見は、これまでの古代史の定説を__ものだった。
1 反る 2 繕う 3 断つ 4 覆す
(3)あの時近くに医者がいなかったら、彼は__になっていたかもしれない。
1 手遅れ 2 手当て 3 手違い 4 手直し
(4)新しい__のために、家畜が死んだというニュースが流れた。
1 ブラウス 2 サイクル 3 ウイルス 4 アクセル
(5)よくそんな__ことばかり言えるねえ。
1 はかばかしい 2 ばかばかしい 3 はなはだしい 4 はなばなしい
2. ( )に入れるのに最もよいものを 1・2・3・4 から一つ選びなさ
い。(5×1 点=5 点)
(1) 彼はいつも( )な発言でマスコミを賑わしている。
1 オルガン 2 カテゴリー 3 クレーム 4 ユニーク
(2) テレビの連続ドラマが今週( )した。
1 終息 2 成就 3 完結 4 静止
(3) さんざん苦労して( )の免許を取ることができた。
1 切望 2 念願 3 志願 4 欲望
(4) あの子たちは( )としかったので効き目がない。
1 ひんやり 2 うんざり 3 やんわり 4 しんなり
(5) 仕事を始める前に、( )計画を立てる必要がある。
1 濃密な 2 繊細な 3 綿密な 4 零細な
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3. 次の文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4 から一
つ選びなさい。(20×1 点=20 点)
(1) どんなにたくさん本を買った( )、読まなければ何にもならない。
1 ところで 2 といえども 3 にせよ 4 ばかりに
(2) 被告は裁判官に向かい、自らの不幸な半生を涙( )訴えた。
1 ながらに 2 ずくめで 3 がてらに 4 っぱなしに
(3) 彼女は静かに立ち上がると、命令される( )こちらへ近づいてきた。
1 ままに 2 ままで 3 ままを 4 まま
(4) 病気でも( )。ただ怠けたくて休んでいただけだ。
1 なんでもない 2 なくもない 3 ないはない 4 なくはない
(5) 彼は教授として研究をする( )、好きな作家の翻訳をするそうだ。
1ものの 2 どころが 3 かたわら 4 にかかわらず
(6) 子供では__、もう少し冷静に話し合うべきだ。
1 あるものを 2 あるまいし 3 ありながらも 4 ありがちで
(7) この家具は、機能的なデザインが華やかな色彩__、素晴らしい製品となっ
ている。
1 とあいまって 2 ともなると 3 にして 4 にそくして
(8) 連休と__、遊園地は相当な混雑だったようだ。
1 いっては 2 すると 3 して 4 あって
(9) 今月は暑くなるかと__、むしろ寒いぐらいだった。
1 思うからには 2 思ったことに 3 思いつつ 4 思いきや
(10) 腰を高めてしまい、歩くこと__立つことも難しい。
1 ばかりに 2 をおいて 3 はおろか 4 につけ
(11) 私は語学の才能がないようで、新しい言葉を習う__忘れてしまう。
1 あとで 2 そばから 3 が最後 4 と見るや
(12) ここまで業績が悪化するに__、工場の閉鎖もやむを得ないと判断した。
1 てらしては 2 かこつけては 3 向けては 4 至っては
(13) 今回のイベントは、前回__好評だった。
1 ならまだしも 2 ともかく 3 にもまして 4 ばかりか
(14) 昨日の演奏は、最高の出来とは__、かなり良かったと思う。
1 言いながら 2 言うにおよばず 3 言えないほど 4 言えないまでも
(15) 自分は関係ないと__ばかりの夫の言動に腹が立った。
1 言わん 2 言わず 3 言いたい 4 言おう
(16) エネルギーの問題がこれほど深刻になった__、世界各国が協力して、ただ
ちに対策を立てるべきだ。
1 からして 2 だけあって 3 以上 4 一方
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(17) 近頃は、レストランなどで騒ぐ子供を__ものなら、逆にこちらがその親に
文句を言われてしまう。
1 しかった 2 しかる 3 しかろう 4 しからん
(18) その新たな雇用対策が有効で__、結果が出るのはまだ先のことだ。
1 あるかいなか 2 あるからには 3 あったにしては 4 あってはじめて
(19) 山口さんは悩んだ__、家族と離れて単身赴任することにしたそうだ。
1 てまえ 2 あげく 3 こととて 4 とおりに
(20) 社長一人が必死に__、この会社が大きく変わるとは思えない。
1 なったもので 2 なったところで 3 なるところで 4 なるもので
Ⅱ読 解 (40 点)
1. 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1・2・3・4
から最も適当なものを一つ選びなさい。(20 点)
(次の文章は、「ぼく」と「明子
あ き こ
」の夫婦と二人の子どもについてのものである。)
ぼくたち、とりわけ明子は、親に似すぎている娘のそういう傾向をなんとか食い
とめぐ(注 1)逆転すべく、必死だった。だれでもいい、友だちが欲しい。こうい
う切実な思いは、弟の方が充実した遊び世界め興奮を一方で目のあたりにしている
(注 2)親にしてみれば、実現不可能であるはずのないことに思える。が、よその
子を親がよびに行くのも、娘を連れて友だちを探しにいくのも不自然だ。親にでき
ることは、祈る思いで周辺の子どもたちに気を配ることしかなかった。
外で遊ぶこと、友だちと遊ぶことを何より喜ぶ親をもてば、子どもははじめは親
を安心させようとして、期待にそうように努力しはじめる。そして、彩子
あ や こ
と近づき
になった子どもたちは、親の祈りにもどづく感謝や解放感を敏感に察知
さ っ ち
していった。
家の内外に、子どもが集まりはじめた。娘はようやく、孤立が無意義のうちに自ら
招いたものにすぎず、自分次第でどうでも打開できるものだ、ということに気づい
ていった。その点では、ぼくたちは彩子の勘のよさ、感受性
かんじゅせい
(注 3)の鋭さに感謝
した。
けっして社交的とはいえないまでも、彼女が遊びのたのしさを知り、すすんで友
だちのところにたずねていくようになったころ、ちょっとした事件が起った。
夏のある日、明子が彩子と核におもしろがって怪談
かいだん
(注 4)を話してやった。ご
く短い簡単な話だったが、幼い二人は本当にこわがり、かつ喜んだ。母の口まねで
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自分で言ってみて、次の瞬間「わあっ、こわい!」と耳をふさぐ遊びにまで発展し、
友だちにも吹 聴
ふいちょう
(注 5)したらしいのだ。「またやって、またやって」としきりに
リクエスト(注 6)され、日時まできめられてしまった。むろん、明子はごく気楽
に受けあい、すぐ忘れてしまったのだが、その約束した当日、子どものはりきり方
が異常だった。夕方になると、「おばちゃん、何時から?」と聞きにくるよその子
の上
うわ
ずった声で、ぼくたちは事態の意外な進展に気が付いたのである。
「ごはん食べたらすぐ来るから、私が来るまでぜったうはじめないでよ」と念を
押す子もいた。怪談大会がはじまったのは七時をすぎていた。
部屋を暗くし、十二、三人の子どもを空いてにシーツをかぶって明子は熱演
ねつえん
(注
7)した。「もういい。おばちゃんやめて!」という女の子、「うそにきまってらあ」
とムキになって(注 8)強がる子、泣き出す寸前
すんぜん
(注 9)で辛うじてがんばってい
る子。それらの熱気
ね っ き
が部屋に充 満
じゅうまん
した。ふつうの人に事件とはいえないことだけ
れど、わが家にとっては、実際、記念すべき事件だった、とぼくはいまでも思って
いる。なぜなら、この夜がわが家に子どもたちが不特定のつながりのまま押し寄せ
た最初の経験であり、以後、この事件がほぼ日常化していくのだから。
(斉藤次郎「子どもを見直す」による)
(注 1)食いとめる:悪化しないようにする
(注 2)目のあたりにする:目の前で直接見る
(注 3)感受性
かんじゅせい
:物事を敏感に感じ取る力
(注 4)怪談
かいだん
:幽霊や鬼などが出てくる怖い話
(注 5)吹 聴
ふいちょう
する:言って広める
(注 6)リクエストする:注文する
(注 7)熱演
ねつえん
する:熱心に演技などをする
(注 8)ムキになる:意地を張る
(注 9)寸前
すんぜん
:直前
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問 1 ①「そういう傾向」とはどのような傾向と考えられるか。(2 点)
1 感受性
かんじゅせい
が鋭すぎて、仲良くできる友だちが限られてしまう傾向
2 他人に気を遣い、友だちが増えるような工夫をあれこれ考える傾向
3 社交的に振る舞えず、自ら友だちを作ろうとすることができない傾向
4 友だちがいないことで解放感を抱いて、好きなように振る舞う傾向
問 2 ②「祈る思い」とは、どのような思いのことか。(3 点)
1 娘に早く友だちができてほしい
2 親に期待をしすぎないでほしい
3 遊んであげるから感謝してほしい
4 遊びの世界の興奮をわかってほしい
問 3 彩子
あ や こ
やその周りの変化を表す順序として、適切なものはどれか。(3 点)
1 親が呼んできた周辺の子どもと彩子が遊ぶ
彩子が友だちと遊ぶのは実現不可能だと感じる
彩子が孤立を深める
2 親が周辺の子どもに彩子の友だちになってくれるような気を配る
友だちが彩子の思いを感じ取る
彩子が社交的に振る舞うようになる
3 彩子が親に弟の遊ぶ姿を見せられる
彩子が弟の充実した世界をうらやむようになる
彩子が本当の遊びの楽しさを知る
4 彩子が親を気にして友だちを作って遊ぶように努力する
友だちが彩子の家に集まるようになる
彩子が自分から友だちと遊ぶようになる
問 4 ③「ちょっとした事件」とは、どのような出来事であったか。(3 点)
1 娘が家族に怪談話
かいだんばなし
をしたことで、それを聞きに弟の友だちが怖がりながらも
興奮して家にやって来た。
2 娘が母親のまねして友だちに怪談話をしたころ、娘は嫌われてしまい友だち
の中で孤立していった。
3 妻が自分の子どもに怪談話をしたのを契機に、それを聞きに子どもの友だち
も家に集まって大いに盛り上がった。
4 筆者が家族や近所の子どもに怪談話をしてやったら、子どもたちが怖がり泣
き出して大騒ぎになってしまった。
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問 5 ④「意外な進展」とあるが、なぜ意外だったのか。(3 点)
1 大人から聞いた怪談話
かいだんばなし
を、子どもたちはそれよりうまく友だちに話して聞か
せていたから
2 怪談話を近所の子どもたちにしてあげたら、子どもたちが予想外にがんばっ
て聞いていたから
3 自分の子どもたちに怪談話を聞かせると、子どもたちは楽しむどころではな
く怖がっていたから
4 軽い気持ちで怪談話を引き受けたのだ。聞きに来る子どもたちはそれ以上に
期待していたから
問 6 ⑤「怪談大会」は、どういうものだったか。(3 点)
1 明子が彩子
あ や こ
と友だちを招いて、自宅で開いた。
2 明子が子どもたちの頼みを受けて、自宅で行った。
3 彩子が母のまねをして、友だちに怪談話を聞かせた。
4 彩子が計画を立てて、友だちをたくさん呼んだ。
問 7 ⑥「この事態がほぼ日常化していく」とあるが、それは日常的にどうなるこ
とと考えられるか。(3 点)
1 筆者夫婦の思い以上に、子どもの友だちがいつもこの家に集まってくるよう
になること
2 筆者の妻が子どもの友だち作りのたあに始めた怪談大会を、何度も開くよう
になること
3 娘を孤立させないように、子どもの友だちを筆者の家に招いて遊ばせるよう
になること
4 筆者夫婦が抱く期待にこたえるために、子どもの友だちがこの家に来て娘と
遊ぶようになること
2. 次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよ
いものを、1・2・3・4 から一つ選びなさい。(4×5 点=20 点)
(1)
まぐろ資源の保存及び管理を強化する国際的な推進策が必要である。政府は、ま
ぐろ資源の保存および管理を図るための国際機関の設立またはその効果的な運営
を図るため、関係国と協力するように努めるとともに、国際機関への外国の加盟を
促進するように努めなければならない。農林水産大臣はわが国が加盟している国際
機関において取り決められたまぐろ資源の保存及び管理を図るための措置がわが
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国の漁業者によって、遵守されるように必要な措置を講じなければならないと言っ
ている。
問題: 文章の内容と合っているのはどれか。
1 政府は国際機関を創設し、加盟しなければならない。
2 農林水産大臣は国が加盟している国際機関の措置を講じなければならない。
3 国際機関はまぐろ資源の保存し、管理しなければならない。
4 漁業者はの国際機関の措置を守らなければならない。
(2)
零下 24 度、ダイヤモンドダスト(細かい氷の粒)が舞った南極・昭和基地で 17
日夕、三つの太陽が現れ、南極海に沈む様子が見られた。
「幻日」と呼ばれる気象現象で、大気中に氷の結晶などがあると、太陽光がこの
結晶で屈折、一定の場所に集まることである。太陽と同じ高さの左右に、太陽のよ
うに輝く点が見える。日本国内でも条件が整えば観察されることもある。
太陽が天に向け光が昇り、光のアーチも現れた。「こんなにはっきり一度に見え
るのは珍しい」と観測隊員らは天体ショーに驚いた。
問題:「幻日」とは何か。
1 南極で観察できるダイヤモンドダストのような気象現象
2 太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える気象現象
3 氷の結晶で屈折した太陽光が同じ場所に集まる気象現象
4 細かい氷の粒によって屈折された光のアーチという気象現象
(3)
ことばは生きているものである、とよく言われる。しかし、それはあくまでもた
とえであって、結局のところ、ことばとは人間が用いる道具である。人間同士のコ
ミュニケーション・ツールの一つなのであるから、改良を加えなければいつかは不
便なものになってしまう。しかし改良といっても機械を改造するのではないから無
理やり改良するのではない。ことばは人間によって増殖しながらも、廃れるものは
廃れ、生活に浸透したことばのいくつかは定着する。つまり、人間がことばを選ぶ
のである。流行と淘汰を繰り返しながら、ことばは時代と共に進化していくのであ
る。
問題:文章の内容と合っていないのはどれか。
1 道具としてのことばは人間に選ばれたものである。
2 ことばを改良しても、不便なことが多い。
3 すべてのことばは定着するわけではない
4 時代が変わるにつれて、ことばも変える。
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(4)
1995 年は日本の危機管理の「特異年」だった。1月に坂神大震災があり、3 月に
地下鉄サリン事件が起きた。行楽施設や浄水場にサリンがまかれるとの噂が流れて
社会不安が高まる中、オウム真理教への強制捜査で教団代表の麻原彰晃死刑囚が捕
まった。
多くのものが失われたが、得たものもある。困った人を助けようというボランテ
ィア活動が根付いたのは阪神大震災がきっかけだ。地下鉄サリン事件では被害者の
思いに共感し、社会全体で支える機運が生まれた。これがその後、悪質な犯罪の厳
罰化、公判への被害者参加制度の創設、時効の撤廃へとつながった。
問題: 「多くのものが失われたが、得たものもある」とあるが、得たものは何か。
1 オウム真理教教団代表の麻原彰晃が逮捕された。
2 地下鉄サリン事件の被害者が助かった。
3 ボランティア活動が本格化した
4 凶悪犯罪が少なくなった。
Ⅲ.作文(30 点)
テーマ:通勤ラッシュについて
文字数:600~800 字ぐらい
注意事項:1.文体は、手紙文を覗いて一律に「である」体にすること。
2.文章は要求通りの文字数に収めること。
资料截图: